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今回知りえたこと。
毎日安穏と過ごしております、粟丸でございます。

今回は、巣箱というか飼育ケージに関して書いていこうかと思っていたのですが、
先日記載した、『フンが軟便ぽい(お食事中の方すみません)』ということに関して、
飼育経験のある方と掲示板を介してお話する機会があったので
まずはそちらを記載したいと思います。



さて、早速ですが。
スズの軟便っぷりが気になった私は、グーグルを使って様々に検索しまくりました。
そこで、とある掲示板の過去ログがヒット。


偶然でしたが、アフリカヤマネを飼育されていた方が同じことを疑問に思っていたらしく
掲示板で質問されていました。

そこでの回答は


『我が家のヤマネは軟便ぽいのが普通ですが、それでも長生きしているので
恐らくハム達のようにコロコロの糞ではないのだと解釈しております』

とのこと。
原文どおりではありませんが、こんな感じ。
最初に書いたとおり、アフリカヤマネの寿命は平均5年程度。
野生では天敵も多いでしょうし、もっと短いかもしれませんね。

で、この方のヤマネは12年もの年月を生きられたそうです。
長寿も長寿ですね。


ちなみに、私自身も過去ログを読んだ旨を伝えたうえで、
その掲示板に色々質問させて頂きました。
その中には、例のフンの状態のことも書かせていただいたのですが、
やはり、同様の回答を頂きました。
そちらの子は、家に迎えたとき既に生後半年から1年が経過していたようで、
私から聞くまで黒く硬い(それこそハムのような)フンが出ることがあるということを
知らなかったという話。
体が出来上がった子がその状態で12年天寿を全うして生きたのなら、
余程心配することではないのかもしれないなーというのが、私の今の見方です。

しかし12年…すごいなぁ…
5~7で聞いたことはありましたが、12年て倍ですよ。


そして、同様に動物病院に関しても意見していただきました。

上でも書いたように、大人になってから家族の仲間入りを果たしたヤマネさん。
臆病な性格なのは、さんざん申し上げたとおり。
小さい頃から慣らせば、なれることもある…という程度に警戒心の強い子が
大人になってから慣れるというのは相当難しいのかもしれません。
頭がよくて慣れやすいラットやマウス系なら、大人になってもある程度慣れるようですが。

そちらのお宅でも、類に漏れずな子だったそうで、暗闇の中回し車の音がするからと
そーっと覗いたら既に隠れているという状況が大半で、時には掃除のときまで
全く見ないこともしばしばあったそうです。
たまに見かけても、何かあれば即逃げられる状態をキープしていることが多く、
その様が何とも可愛らしいやらおかしいやらだったと、語ってくださいました。

なので、動物病院への診察は、最初から諦めていたそうです。

確かに、人にどれだけなれた子でも、知らない場所で知らない人の手に委ねられるのは
やはり恐怖でしかないかもしれないなぁ…。しかも病院、明るいですしね。

何にせよ、まず病気にしないこと。
これが一番大事っていうことですよね。


まぁ今までの経験で言うとしたら。
お腹を壊している子というのは、やはりお尻が汚れていたり
しきりにお尻の辺りを気にしたりということがありました。

スズのお尻は綺麗ですし、毛並みも綺麗でフワフワです。


過去にタイリクモモンガを飼育していたこともあった粟丸ですが、
恐らく、フンの形態はそれに近いのだろうと思っています。


話はそれますが。

…今じゃタイリクモモンガは輸入販売されない種類となりました。

現在、大陸モモンガは外来生物法でその取り扱いが禁止されており、輸入はもとより、
国内での販売も譲渡も禁止です。飼育には許可が必要です。
 同じく「モモンガ」とつくアメリカモモンガは、繁殖個体以外の輸入は認められず、
繁殖施設の登録も必要だったりします…。
(ちなみにフクロモモンガは知っている人も多いと思いますが、げっ歯類じゃありません。
お腹にフクロがあり、その中で育児をするのが特徴で、有袋類となります。
カンガルーやコアラと同じですね)

一時期ブームになった、プレーリードックも今じゃ輸入規制の対象で、
ペットショップでの販売も全くなくなってしまいました。
そういやプレーリードックも昔いたな…うち。
近所で迷子になっていた子を駐在に届け、飼い主を探したけれど出てこなかったので
うちで飼うことになった子でしたが。
(警察に届けた迷い動物は、一定期間置かれたあと処分されてしまいます…
当然、その間に飼い主探したり、里親を探したりはしているようですが、
おおっぴろげに出来ないのが現状のようです…)

その他、ネコ犬…迷って警察に預けられた子を処分される前につれてきたこと多々…(汗)
みんな長生きしてくれました。

ちなみに、私がモモンガを飼育していたのは今から10年ほど前のこと。
昔ではありますが、自分が生きている間に暮らせていた動物が、
今じゃ全く出会うことも出来なくなっている現実。
当時、当たり前だった光景は、日々変化して数年先では当たり前でなくなっている…。

特に、げっ歯類の輸入規制は厳しくなってきているようなので、先は分からないですね。

今のところ、アフリカヤマネはげっ歯類の規制対象ではありませんが、
生息数が急激に減っているといわれるヨーロッパヤマネは
いずれ出会うことすら難しい種類となるかもしれません、ニホンヤマネのように。


今、いつペットショップへ行ってもまず見かけることが出来るハムスターも
いつの日か、ペットとしての姿を消すのかなぁ…

なんだか、寂しいですね。
by kiran00 | 2008-02-13 14:43 | ヤマネの飼育に関して
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