お葬式
毎年、必ず誰か近しい人とのお別れを経験しております、粟丸です。
息子は6歳にして、死というものをおぼろげながら理解しはじめました。


今日は、幼い頃から可愛がってくれていた方のお葬式でした。
内容が重いので隠します。



木曜日の朝、クリスマス会の報告新聞が出来たので掲示をして、
皆のお母さん達喜んでくれるかなぁ…なんて考えていたとき、携帯がなりまして。
電話の向こうでは、もしもしと、母の声。
子供というのは母親の涙には弱いもので、母の声の違いにすぐ気がつきます。
緊張した声で何事かと尋ねた私に、母は泣きながらその人の訃報を告げました。

近所に住む祖母の家へ行っては、私も息子もその方に可愛がってもらいました。
新年、祖母の家に行ったのに、またすぐ会えるから…と挨拶を先延ばしにした私。

前日には、祖母と一緒にうどん屋さんへご飯を食べに行っていたのに…と、
母は電話口で泣き通し。
私は、絶句するしか出来ませんでした。

通夜式へ出て、本日の葬儀。

なんだか、ずっと夢の中に居るような現実味のない景色。
自分の足が地についてないような、そんな違和感。

そして、最後のお別れですと司会の方が案内して、その顔をみてやっと
これは現実だと、悟った気がしました。
お別れの言葉も出てこない。ちゃんと、お礼を言わなきゃと思っても
出てきた言葉は「おばさん…」と、かすれた声だけでした。


後悔先に立たずですね。

息子は、昨年祖父が亡くなった際、心の中に全て押し込めて笑顔をなくしました。
ショックからか、周りの人々に対してひどく攻撃的になりました。
息子が元のように笑顔を見せてくれるまで、3ヶ月以上の日々を要しました。

今回、息子を連れて行くことをずいぶん悩みましたが、
黙っていられることではないと話してみたところ、息子は答えました。

『〇は泣かないけど、すごく悲しいよ。でも、大丈夫』

今日も、葬儀の出席はどちらでもいいといって息子にどうするか尋ねたところ、
息子自ら、お別れの席に行くと答えました。

…心身ともに大きく成長した息子がランドセルを背負った姿を、見て欲しかったです。
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by kiran00 | 2009-01-17 21:22 | その他管理人の趣味
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