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勇気を出して噛まれてみた!
題名通りでございます。
実は、新しいケースにお引越しして以来、お水やらエサやらの交換で
手にじゃれ付きにきていたスズですが、手の上にご飯を乗せて手乗り方式で
エサを与えるのを辞めていました。

環境が変わったことでのストレスを考えた上でのことなのですが、やはりというべきか
私の手の間から水を飲んだりしても、手の上にご飯を取りにくることはなくなりました。

指でつまんであげようにも、まるで鳥がつついているかのように
ちょっとかじっては逃げ、また猛ダッシュで走り寄っては齧って逃げを繰り返す有様。




何よりいけなかったのは、指にスズがつかまろうとしたときのツメの感覚に
私自身がヒヤっとしてビクついていたことですね。
反射的に噛まれることを想像して、恐れてしまうのです。
痛いのはイヤ、みたいな反射ですね。

それの繰り返しは、スズにとっても恐怖だったんだろうなと思い返してみたり…。


私が怖がれば、スズはもっと怖がる。
私の小さな動きひとつにしても、体の小さいスズにとっては大きな恐怖になる。


噛まれる覚悟をしました。


きっとこの子含めハム達も、自分が弱者であることをよく知っています。

クルミのようにゴールデンの子は、人間の1歳児並みの知力があるんだそうで。
ゴールデンは滅多に噛まない…その代わり、噛みつかれたらケガをする。
これはよく言われることですが、ゴールデンは知っているんですね、
『噛み付いたところで太刀打ちできない、敵う相手じゃない』ということを。
当然、絶対ではありませんけどね。個体差はやはりあるものです。

エサの匂いが付いているときは別ですが('Д')

ジャンガリアンになると、ある意味怖いもの知らずなので、
『恐怖を感じれば』威嚇し、噛み付くという行動へ出ます。
窮鼠ネコを噛むって所でしょうか。


それに限らず、最初はみんな『とりあえず』噛んで見ますよね。
ガブっとはいきません、これは何?食べ物?違う…? 程度に。
確認行動です。

そこでこっちが脅えてしまったら、仲良くなれるわけがないのかもしれないなぁ…。


なので、スズに「ごめんねぇ、お母さん弱虫だから…」っと呟きつつ、
スズが噛むのは確認のためなんだ、本気で噛むならそれは怖いから噛むんだ
怖がらせているのは私自身なんだと、心の中で何度も言い聞かせて覚悟を決めました。


結果。

カプっときました。
手に乗せたエサなんか見向きもしないで、何度か手に近寄っては舐めたり噛んでみたり
暫く遠ざかって、また寄って来ては噛んで…。

何故か、噛むのは人差し指だけ。

ヤマネはハムと比べると、顎の力は多少弱めのようです。
堅いエサはどちらかというと得意ではないという感じ。

途中、そういやミルワームと手って似てないか…?人間も動物性たんぱく質??脂肪?
とか嫌な発想が脳内を飛び交いましたが、食べられるなんでことはあるわけも無く…。


結局手のひらにのって食べることはありませんでしたが、手には少し興味ある様子。
毎日少しずつ、遠ざかっていた関係を戻していこうと思います。
無理しない程度にね。


一時期、エサが手に乗って無くても様子見に手のひらへ乗るまでになってたのになぁ…。

ちぇ。
by kiran00 | 2008-03-04 23:49 | ヤマネ
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